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THE YOUNGMAN PSYCHO BLUES『M・M・C』発売に寄せて

読んで頂いている皆様初めまして。もしくはお久しぶりです。
八王子Match Vox/RIPS/楽廊の店長であり、THE WELL WELLS Vo./Ba.の奥泰正と申します。

この度は新譜『M・M・C』発売、そして少し前になりますが、新メンバー加入おめでとうございます。
この状況下で新しい動きを見せている姿にまず、気合い入ります。ありがとうございます。

さて、今回このコメントを寄せるにあたって文字制限なし、コメントを頼むのは僕にだけというプレッシャーを先に与えられていますので、しっかりと長文で応えたいと思います。後悔して下さい。

まず僕とTHE YOUNGMAN PSYCHO BLUES(以下ヤングマン)の関係性と歴史を皆様にお伝えさせて頂きます。

遡ること18年程前、八王子RIPSにて初期のヤングマンのライブを見たのが始まりで、メロコア、POP PUNK(今の若者のいうPOP PUNKではなく)にどっぷりだった自分にとってはモッズというカルチャーを初めて体感したのは確実にヤングマンでした。

その後メンバーチェンジがあり、ヤングマンはロックンロールの超名門レーベル「サザナミレーベル」からCDをリリースし、イベントをやれば「ギターウルフ」、「THE PRIVATES」、「MAD3」、「KING BROTHERS」、「STANCE PUNKS」、「GASOLINE」など数々のレジェンドバンドを八王子に呼んでくれ、それはそれはとんでもない刺激を頂いたものである。

八王子の同期バンドである「Dugout」や「花団」と自分がやっている「THE WELL WELLS」とも"恋の街ツアー"と題してツアーを各所周ったり、年始にその年の干支に合わせたイベントを全力で楽しんでいたな。主に出演者達が。(笑)

今考えてもこの頃のヤングマンは本当に凄かった。めちゃめちゃに勢いがあったし、先程上げたレジェンド側のバンドになるんだと俺は真剣に思っていた。ライブ中お客さんに混じって楽しんでいる僕の姿を見ていた方もいると思う。大好きなバンドは踊りたくなっちゃうよね。

その後活動場所が少し八王子より町田の方が多くなって、頻繁に合わなくなった後ヤングマンは活動休止に。『ロックンロールバンドは30代でも若手』なんて言葉を聞いたことがありますが、このタイミングでの活動休止は本当にもったいなかったと思う。ですが、こればっかりは仕方がない。そしてなんとなく復活はないんだろうなーと正直思っていた。

ただ、ここで物語は終わらなかった!2018年ヤングマンが奇跡の復活!!!!本当に嬉しかった。残念ながらギタリストの脱退後の復活だったので「忘れてモーテルズ」の悪玉君や「ゴーグルエース」のU-1ACEさんがヘルプのギタリストとしての復活だったが、流石のプレイで超かっこいいヤングマンのまんま復活。まず曲が最高だしね。

この時期よくメンバーのお二人、ワタナベ・ヤング・ヨシオ(Vo、Ba)とナカザワ・ヤング・ヨシキ(Dr、Vo)と話をした。『正式メンバーが欲しいんだ』先輩の言葉を受けて俺もギタリスト探しを手伝う事にした。

その時本当に偶然八王子で頑張っていたバンドの解散という悲報が。勿論それは現在のギタリストであるタカネザワ・ヤング・タッペイ(Gu.Vo.)がやっていた「THE ORION」の事である。

解散や脱退は本当に悲しくて、悔しくて、何度経験しても慣れる事はないが、悲しみに暮れているより未来に希望を持ちたいタイプの俺はタッペイに直ぐに話をした。「ヤングマンのギターにチャレンジしてみる気はない?」

タッペイは少し遠慮しながらも「やってみたいです!」と、そう言ってくれると俺は思ってた。

その後はトントン拍子に話が進んで、めでたく正式加入、お披露目ライブ、新譜発売となりました。そのそばにいることが出来て、大好きなバンドの復活に関われた事が本当に光栄です。

第二期THE YOUNGMAN PSYCHO BLUESのスタートに立ち会えるのは僕も皆さんもラッキーな事だと俺は思います。これからが楽しみでしょうがないのは僕もそうだけど、メンバー全員が本当に楽しそうにバンドをやってくれている事が俺は一番嬉しいのです。


さて、ここまで歴史や関係性などをつらつらと書いて参りましたが、ここからは今回の新譜について書かせて頂きます。(やっとかよ!)

今回の新譜は既にライブではプレイされている新曲2曲と旧曲1曲の3曲入りシングル。タッペイが入ってから初の音源だ。

まず1曲目の『M・M・C』はヤングマンらしい疾走感のあるナンバー。言葉のチョイスも所々にヨシオさんのセンスが活きていて、今後のライブでの定番ナンバーになるのは間違いない。新生ヤングマンの1曲目にふさわしい仕上がりになっている。

『M・M・C』とはMororcycle Music Cultureの略で、モーターサイクルミュージックというジャンルがあるのかと思いGoogle先生に尋ねてみたが何もヒットしなかったのでヨシオさんの造語のようだ。

僕はバイクと聞くとやはり大きなバイクを想像してしまいがちだが、「この歌で歌っているバイクはベスパのようなスクーターのイメージだよ。」とヨシオさんが言っていたので是非大型バイクではなくスクーターにまたがって聴いてみてはどうだろうか。(走ってる時に聴いてはいけません。)

2曲目の『Youngman Boogie』は対照的なミドルテンポなナンバー。ヤングマンからイギリスへの愛や憧れが詰まった曲になっている。

実はヨシオさんは大のThe Beatlesマニアで(年表を全て暗記しているくらいには)、そこだけにとどまらずイギリスのカルチャー全般に詳しい。ヨシオさんと音楽歴史の話をすると非常に楽しいので皆様にオススメしたい。但し、酔っていない時に。(笑)

この曲はしっかり聞かせると思いきやどうしても一緒に叫ばずにはいられない所も用意してある。是非どこか当ててみて欲しい…ヒントは…………… ROCK!(答え)

3曲目はもうヤングマンファンには説明不要『Afterschool Break out』が再録で。微妙に歌い回しやフレーズが変わっているのでそこを是非楽しんで欲しい。

俺この曲聴くと「今日は後ろで酒でもゆっくり飲みながら見よ〜」とか思ってるライブでも前に飛び込んでいっちゃうんだよな。まさに俺の心をBreak out!させる曲である。

自分の好きなものを信じて、諦めずに進めば、今が最高に楽しくなって、未来に希望が持てるんだなって思えた一枚でした。新曲出してくれて本当にありがとうございました。


長々と読んで頂いた皆様ありがとうございます。以上が私からTHE YOUNGMAN PSYCHO BLUES『M・M・C』発売に寄せてのコメントとなります。

最後になりますが、先程「レジェンド側のバンドになるんだと俺は真剣に思っていた」と過去形で表記致しましたが、訂正させて頂きます。
「これからロックンロールレジェンドになるヤングマンを見逃すな!」

奥 泰正

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